「トリビアの泉」でウルトラマンネタをやってたのを観ながら、つらつらと思ったこと。
「キン肉マン」がもともとはウルトラマン等の対怪獣ヒーロー物のパロディから始まり、やがて基盤をプロレス話へとシフトしたのは知られたところですが、長いことボクはこれをゆでたまご先生両氏による、中途からの変節だと考えておりました。
ところが、改めてよくよくウルトラマンの戦闘シーンをチェックしてみれば、
・ヒールとベビーフェイスの対峙
・フィールドは基本的に座標が限定・固定されている(ターミネーター的な、あちこち移動しながらの追走戦は稀少)
・投げ、打ち、極めを複合させる近接格闘(とっくみあい)の様相
・タッグマッチ、乱入あり
・観客としての人間たちの存在
・アングルによる迫真性;試合を盛り上げる為のサイドストーリーやバックボーンが用意される
と、実はウルトラマン自体がすでに多分なプロレス的構造をそなえていることが見いだせます。
したがって、「キン肉マン」はウルトラマンから別物へと路線変更したわけでなく、ウルトラマンのある側面を抽出してそれを推し進めた結果、直接にプロレス的リングバトルを描く世界観へ行き着いた、というとらえ方が適切な気がします。(ゆで先生の趣味が必然的にそうさせた、といえばそれまでですが)
その際、キン肉マンがブラッシュアップの過程でおこなったのは巨大ヒーローから等身大ヒーローへのサイズ変更くらいで、質的な意味では原典の組み立てを失っていなかったのではないでしょうか。
いや、たぶんその筋のマニアには今さらな解釈だと思うけど、個人的にはけっこう驚きだったんで。
ウルトラの人の得意技が馬場チョップだったり時には敵の技を敢えて受けてみたり
TV版を再編集した映画版でナレーション(というか実況)を入れているのが古館一郎だったりと、
かなり意識的にプロレスの要素を入れている様子が見られますね。
大衆格闘技の代表として受け入れられ易い存在だったんでしょう。
しかしウルトラ水流はトリビアの泉で取り上げられる様なネタだったのか…_| ̄|○
むしろ「ジャミラが登場した回は劇中で1993年」の方がよりトリビアな様な_| ̄|○
劇中で1993年<そうそう、近未来なんですよね(笑) なのに風呂敷包みを抱えて逃げまどう人がいたり、おもいっきり昭和ムードだったりして(^^;
ゴールデンタイム的には日米合作「ウルトラマンパワード」の主役がケイン・コスギで、着ぐるみにショー・コスギが入ってたとかいうネタなんか受けがよさそうですが(^^;
特撮系のトリビアは古いのをひっぱりだせばいくらでも出てくるからズるいよなぁ、とかTVを観ながら思いました。