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初の長編小説。イラストは上連雀三平先生!
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    2003年12月09日

    旧版『恋姫』レビュー

    [ game ]

    純和風奇々怪々ラブコメディー。
    koihime.jpg

    『恋姫 Mystic Princess』

    発売  1995/05/26
    ブランド silkiy's
    動作環境 PC9801シリーズ MS-DOS 
    メディア FDD 3.5インチ5枚組
    価格 7800円(税抜)

     ワタクシのダメ人間ライフにおいて「たぶんこの作品に出会わなかったらえろげーから離れてただろーな」というほどに思い入れとお気に入り度の高いゲーム。
     当時のモノとしては非常に良くできた作品なんで本来ならボンクラレビューの対象にするのもどうかとは思いますが、久々に旧版のパッケージを引っ張り出して眺めているうちにこみ上げる懐かしさで勢いあまってしまいました。てなわけで紹介。


     世の中には「出せばマスターピースをモノにするがひどく寡作なメーカー」がある一方で、「爆発力は持たないがコンスタントに佳作を量産して息をつないでいくメーカー」というタイプも存在します。エルフの姉妹ブランド・シルキーズといえば、ちょうど後者の代表格。
     本作『恋姫』は、そんなシルキーズのDOS時代のタイトルです。

     古くは『野々村病院の人々』『河原崎家の一族』から近作まで、概して陰のあるサスペンス主体の"アダルトゲーム"が多いシルキーズ作品ですが、『恋姫』は次発の『BE-YOND(ビ・ヨンド)』と並んで珍しくコメディタッチの勝ったトーンになっています。

    koihime-shot.jpg
     主人公は夏休みを利用して十数年ぶりに生まれ故郷である山あいの小村へ戻ってきた若者。
     ド田舎きわまりないその村で、祖母との再会にひたって平穏な休暇を過ごすはずだったが、しかし見覚えがないのに自分の幼なじみを名乗る4人の少女たちと再会することにより、夏休みどころか人生そのものが平穏とは無縁の状況へ転変していく……ってなお話。

     内容は大きく分けて2部構成で、まず、前半はヒロインたちと知り合って仲良くなる遭遇編にあたります。ここでフラフラ煩悩のおもむくまま全てのキャラとHしないとトゥルーエンドへ向かうフラグが立たないというあたり、きょうび主流の純愛系ゲームではちょっと考えられないシナリオ構成ですな。

     ちなみにこのゲーム、いかに優柔不断を貫くかがコンプリートへの鍵でして、前半から後半へさしかかる節目では、特定のヒロインを選択してしまうとそのまま本題に入ることなく表層的な個別エンドで終わってしまいます。(そちらはそちらでハッピーエンドなのですが)

     そして後半に至り、「なぜ主人公の幼い頃の記憶があいまいになっているのか?」という疑問の答えと共に、少女たちがモノノケ=人外の存在である事が明らかになります。
     主人公はもろもろの事情により引き離されてしまった彼女たちを救い出すため、もう一段階深い次元へと踏み込むことになるのですが、ここがなかなかドラスティックな展開になっています。
     民俗学や宮崎アニメを引き合いに出すまでもなく、現代的都会に対照する観念としての「田舎」というのはイコール「異境」を指すわけで、『恋姫』ではそれを直接に世界観へ取り込んでいるのが面白いですね。

     佳境に入ってからは幾分シリアスの色も出てきますが、終盤までに「たぶんこういう落としどころなんだろう」という物語の良心をちらちらと見せられるため精神的な負荷はゼロに近く、最初から最後まで牧歌的な気分を味わえます。

     全体的に「ラブストーリー」を称するにはあまりに大ざっぱな流れですし、キャラもみな立っている割に踏み込み不足(主にエピソードの不足が原因)と、あれこれコロンブスの卵は立てられる作品ではありますが、その全てを補って余りあるとっつきやすさのために、やはりこれは楽しい良作であるといえるでしょう。
     菅宗光(む〜む〜)さんのシナリオとして考えるには、どちらかというと『BE-YOND』の方が現在につながるんですけど、それはまた別の機会にでも。


     なお、1999年には本家エルフがこのタイトルを吸い上げてWindows版リメイク『恋姫 K・O・I・H・I・M・E 』を発売しています。
     これはシナリオこそベタ移植だったものの、あの独特の縦書きテキスト表示(『果てしなく青い、この空の下で……』を5年先取りしていた)は横書きの吹き出し風に変更されています。また、絵が時流に合わせたクセのないものに作り直されており、旧版になじんでいると結構とまどいます。個人的には「ばあちゃん」がふくよかになっててちょっとショック(笑)

     ピンクパイナップルからOVAもリリースされており、その第2期ではゲーム本編の更に後日に相当するエピソードも展開されているようです……が、そちらは未見。蛇足の感があって手が伸びませんです、はい。


    [おまけ] CR恋姫 (TAKAO)  ……って、パチンコっすか!?(^^;
    コメント

    いきなりツッコミ失礼します。

    俺もこれのせいでエロゲにハマり、
    人生台無しにされました。

    パッケ裏表紙の画像をトリミングしてるあたり、
    ゲーマーとしてのみやもさんの良心を感じますw

    Posted by: Hams: 2003年12月10日 11:34

    不思議と引きずられる作品なんですよね〜。キャラの類型なんかは現在でもまだ通用しますし。

    >パッケ裏表紙の画像をトリミング
    わわっ、一発で見抜かれてるし!(^^;
    本当にお好きなのですな(笑)

    Posted by: みやも: 2003年12月10日 17:12
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