身  辺  雑  感
ゆらゆらと日々の流れのなかでただ浮かびあがる思いをとりとめもなく書きつらねます。


 10月01日 Wed.  気とか霊とか、スイッチ押しまくり

 あと「格闘マンガ世界のコンクリートは割と柔らかい」の法則も入ってたな。
 いや、そもそも原作がそうなんだから構わないんですけどね(^^; 

アニメ「エアマスター」第27話(最終回)

 とうとうマキが深道ランキング1位(に据えられた)最強の存在、十五漢渺茫と対決します。

 最終回単体としては主にマキの追憶と渺茫のオカルト設定の披露に終始した印象ではありますが、ここへきてタガが外れたかのように超常現象バトルをおっぱじめるヤリ逃げ感覚はむしろ爽快でした。サブタイトルの「飛べ!」が比喩でも何でもなくなってるし。怪我人かついで水上を走った烈海王と連続キックで宙に浮いたマキとでは果たしてどっちが無茶でしょーか?(笑)

 とりあえず結末は勢いでうやむやにした印象が強いとはいえ、原作の進行度や全27話という量的制限など諸々の条件の中でめいっぱい頑張ったシリーズとして落ち着いたように思います。
 楽しかったなぁ。

アニメ「PAPUWA」第1話

 おりしも昨日がアニメ版「PAPUWA」第1話放映だったんですねー。驚くほど普通のアニメになってました。やおい&ショタ狙いがほんのかすかに匂ってくるのは前作からのフォロワーとして微妙な気分ですが、まあこれはこれで。
 声優陣はざっくり一新されているものの、パプワくん以下主要メンバーを可能な限り同系統の声で合わせようとしたキャスティング努力は涙ぐましいものがあると思います。
 それにしてもこれ、原作未読でアニメPAPUWAが初見の層だと「はれグゥのパクリかよ」とか思ったりしないかなぁ。

[追記]
 情報によると原田ウマ子の声は高野麗さんがアテるんだそうです。うひぃぃ!
 なお、この場合は「サクラ大戦」のマリア役の声優が!というよりも「ラッキーマン」の不細工です代(ぶさいく・ですよ)役の声優が! という悲鳴なんですが(^^; キワモノと縁がある人だなぁ。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

猛魂 [エアマスター終わっちゃいましたね。キャラ作りや動画等出来がよかっただけにアニメでの続編を期待したい所ですが・・・(キン肉...]

アンビシオン [>パプワ 小学生の頃、「南国少年パプワ君」を毎週見ていました。懐かしい。 謎らしき物が全く解明されずに終わったのは子供心に...]

みやも [高野麗<カッコイイ系の声で人気が出たひとの場合、やっぱりイロモノ系の役については「なかったことにしたい」と思うファンが多...]


 10月02日 Thu.  普通って案外貴重だよ、とくに現在は

 PCゲーム「ハートフル☆デイズ」プレイ中。

 快い予定調和を楽しむ正当派の恋愛ゲームです。なんだか登場人物、とくに主人公がごく普通に良識的なのがかえって新鮮に思えてしまうあたり、相対的に現在のメジャータイトル群におけるキャラ構築の病んだ進化っぷりがまざまざと実感できるような・・・(^^;
 物語は全編通してあっさり味でまとめてあり、(いくつかスパイス程度に電波妄想ギャグ等はちりばめられてはいますが)とくに気兼ねなく手軽に楽しむことができます。逆に手軽すぎて、最近の高濃度なえろげーに慣れてると多少食い足りないくらいかもしれません。
 でも、もともと市場の根っこを支えてきたのはこういう収まりのいい「普通の作品」なんですよね。


 10月03日 Fri.  ベテルギウス、ベテルギウス

 ゆうべ深夜、友人と電話越しに意味不明な討論。主なテーマは「スタッフを含めてUSJに来る人間のどれくらいが『ビートルジュース』を観ているか?」という内容。
 面倒くさいのでアンケートを取る気はどちらにもない事をお互い確認しあって、携帯の電話を落とした。


 10月04日 Sat.  A・ローマンが実年齢24歳ってのが一番の詐欺だろ

コピー:「その男、潔癖症の詐欺師。」「2003年秋 絶対キレイに、ダマされる」

 昨夜はそこそこの涼しさに油断し、窓を開け放して就寝。
 ・・・と、気が付けばいつの間にやら冷え込みがかかってあっさり風邪を引く。うがが、ノド痛ぇ(^^;
 とりあえず水分とビタミンをしこたま補給してから、熱が出て動けなくなる前に映画を一本観ておこうと、どこか間違った決意を胸に最寄りの劇場へ。今週から月末へかけては特に注目株の新作ラッシュ時期なので、公開され次第とっとと観ていかないと追いつかないのだ。こういう時、近所にシネコン式の映画館がある事を神に感謝する。

 てなわけで、本日はリドリー・スコット監督の新作「マッチスティック・メン」鑑賞。
 病的な潔癖症に悩まされる詐欺師が、別れた妻の生んだ娘と初めて顔を合わせたところ、気が合ってなつかれたあげく「"仕事"を手伝わせて」と言い出されたもんだから厄介な状況に陥るというお話。
 詐欺師の急造父娘の交流という点ではもちろん「ペーパー・ムーン」を意識している雰囲気もあるが、キモはやっぱり脚本における最後のハシゴ外しだろう。ただ、そこを宣伝の無神経さで「オチがあることを念頭に置いて観てしまう映画」に仕立てられた結果、下手すると冒頭30分であっさりネタが割れて興が冷めるのが不幸である。それを抜きにしてもリドリー・スコットが撮る必要があったのかという思いばかりが胸に残るのだが・・・。
 むう、素直に「陰陽師2」で深田恭子のミスキャストを笑っときゃよかったか。


 10月05日 Sun. 

 ・・・で、あんのじょう熱が出てダウンしております。


 10月06日 Mon.  小復活。

 長引かないで良かった・・・。
 貴重な休日を費やして二十四時間朝から朝まで寝倒したおかげで、なんとか日記のためにキーボード上で十指をダンスさせられるほどには持ち直しました。

 それにしても思考力の低下って恐ろしいかぎりですねぇ。
 熱でボケてた最中、夢うつつの中で考える事といえば、

「日本をあんなベタな悪役ヤクザ舞台にするなんて、タランティーノのおバカ映画じゃなかったら単なる国辱だよなぁ」

なんて果てしなく的はずれな「キル・ビル」談義ばかりでしたよ。たぶんオレは死にかけても臨終の床で最期に想うのは女じゃなくて映画かエロゲかアニメかマンガの事なんだろうな。
 そういえば先日「結婚願望を抱いて生涯独身」と「覚悟して生涯独身」ではどちらが人生残酷劇場かと友人K(新婚3ヶ月)にメールを送ってみたところ「どっちもどっち」というありがたいお返事をいただいたのですが、なん(虚しくなってきたので以下省略)


 10月07日 Tue.  じょ、女装・・・

アニメ「金色のガッシュベル!!」第26話

 今回はまさしくサイドストーリー。
 「近く結婚したい女性がいる」と息子が書いてよこした手紙を携えて田舎から出てきた巨体でパワフルな老婆、馬場アンアン(すげぇ名前だ)。彼女がそのお嫁さん(予定)にひと目会おうとしているのを、偶然の出会いから手伝うことになったガッシュは・・・という流れのエピソードです。

 同じネタを他作品がやったら鼻につく可能性が高いんですが、そうならないのはやっぱり主人公ガッシュの無邪気な幼児性が強調されているのと、これまでずっと一貫してきたストレートな少年漫画らしさのおかげだと思います。
 アンアン婆の造形はもちろん、率直かつハートフルな話の落としどころなど、むしろこういう日常話にこそ「金色のガッシュ」世界におけるファンタジー要素が滲み出ているといってもいいかもしれません。

今回の名言:
「殴り殺すかもしれんのぉ・・・」

映画「陰陽師2」

コピー:「千年の闇を断て。」  ご存じ安倍晴明が平安京を騒がす連続殺人事件を追求するうちに、スサノオやヤマタノオロチなど出雲神話に名を連ねる存在が絡んだ底知れぬ霊的領域へ踏み込んでいくお話。

 陰陽師というよりは安倍晴明コスプレ披露宴(巫女みこナース異次元大会)といった趣の内容でした。つーか今回、晴明がヒーローのツボを外しまくってまるっきりいいとこなし。これはどこまで原作に準拠してるんでしょうか?(;´д`)

 もちろん野村萬斎を出す映画としてはこのヒトの地金(狂言師の立ち居振る舞い)が醸し出すモノを前面に押し出せばそれで正解なんでしょうが、そのために"映画化"の本道である動的快楽を犠牲にしちゃいかんでしょーに。
 とくに今回は敵が大物(神話級)で、いかにもな対決の図に使いやすい素材だっただけに、そいつが晴明とドラマ的にもアクション的にもごくわずかしか絡まないのが残念。もっと「孔雀王」ばりにガッツンガッツンぶちかますオカルトバトルを(前作よりもマシという水準でいいから)期待していたのですが・・・(・ε・) 深田恭子の背中ヌードやあえぎ声なんぞいらんから、脳髄から漢汁どぴゅどぴゅ溢れ出しそうなガチンコ見せたらんかい!! とスクリーンを前にして勝手なことを心の内で叫んでおりました。
 まあ、おまえは陰陽師(天文学者)にナニを求めとんねんとツッコまれたらそこまでなんですが。

[追記]
 この手の映画であんまり隅っこをつつくのもどうかなー、とは思いつつ一つだけ。平安京と出雲の里ってそんなにひょいひょい行き来できる地理関係かよぅ!
 むかし島根に住んでた身としてはつい気になった。

[追記の追記]
 と、思ったらあっさり疑問が解消。

 >パンフ解説によると、今回出てくる出雲族の村とは島根県の出雲ではなく
 >「先住民族が集められた居住区」で、「京の都から歩いて半日で行ける距離にある隠れ里」
 >という設定だそうです。


 あーあー、なるほど。
 「出雲」ではなく「出雲族の村」なんですな。
 やっぱパンフや原作は読んでないとあかんか。


 10月08日 Wed.  風邪、治る

 気力体力ともに本調子。
 セルフ快気祝いに、先ごろ猛魂さんから送っていただいたお宝や資料に目を通しました。

 まずチェックしたのはほりのぶゆきの諸作品。本を開いてのっけから腹筋に大ダメージです。こ、これは反則だ!(笑)
 「たわけMONO」は全体に漂うダジャレ感覚というか、モノによっては完全に中学生的発想という他ないストレートど真ん中な起承転結がステキですねぇ。
 ただ、やけにネタの出来不出来が激しいなーと思って何度か読み返してみたところ、ほりのぶゆき氏はどうやら吉田戦車的な不条理日常を描いたギャグよりも、時事だとか特定の人物・テレビ番組だとか「具体的なパロディ素材がある場合の茶化しかたが巧いらしい」のが見えてきました。
 で、それが最大に成功しているのが続いて読んだ「生(なま)怪獣人生」と「メカ怪獣人生」。徹底したパロディであるうえ、テーマが1本に集中しているので非常に鋭い切れ味で全体が貫かれております。つーか、巨大怪獣の類型を逆手に取る"定石おちょくり"ネタの数々は、へたな評論よりもよっぽど分析的で読み応えがあると思いました。

 更にこちらは望月三起也センセの「秘密探偵JA」。
 60〜70年代当時の様々なスパイ&ガンアクション系映画・小説のエッセンスをふんだんに導入した娯楽作で、"古き良き"少年漫画といったその風格は、今ではかえって新鮮にして痛快です。画面の作りにおいて非常に映画的なカットが多いのが特徴ですね。読んでいてコマの流れが早い早い。
 また、随所にちりばめられたネタがことごとくツボをついてきてたまりません。例えばJAクラスの探偵になる資格のひとつ、「銃を持った10人の敵に囲まれても、弾丸を4発以上使わずに一瞬にして全員撃ち倒せる事」という"雷鳴撃ち"のくだりなどは、今年公開された映画「リベリオン」をいったい何年先取りしてるんだといった驚きがありました(笑)

 これらコミックの他にもDVD(肉2世の劇場版)やゲーム等をお借りしてますが、そちらはこれからじっくり楽しむ予定です。多謝。


 10月09日 Thu.  ミートはいつも大変だな。

 今日は早起きして目覚めのコーヒー(インスタントだよコンチクショウ)と共に朝一番で劇場版アニメ「キン肉マン2世」の視聴。これは昨日の日記に書いた通り、お借りしたDVDです。

 この劇場版、僕の記憶が確かなら映画館ではデジモンやおジャ魔女との抱き合わせ上映だったはず。わずか30分という時間的制限にもかかわらず東映アニメの職人芸ここにありといった貫禄で、まったく踏み外しのないキッチリした構成になっているのはさすがと感心しました。ベテランブランドの腰の強さってこういうもんだよね。

 お話の方はいつも通り悪役が現れてミート君が攫われてビビってた2世が友情パワーで勇気を出して戦って勝利するという昔ながらの少年ジャンプ・コンセプトばりばりの王道展開。付して言えば、時期的にテレビシリーズ放映前だったこともあり、ともかく主要メンバーに関して必要可能範囲で紹介編をやっておこうという雰囲気になっています。

 また、感情移入する対象としての正義超人を配置してヒール(悪役)を向かい合わせて戦い、倒し、時には友情が芽生えていくことで成り立つキン肉マン物語は世界構造そのものがまさしく「プロレスショー」のアングルであり、それが初代と2世のどちらも(真性アニメファンよりむしろ)プロレスファン層に常に一定の評価を受けている理由なのだろうなぁという事を改めて認識したのでした。

[追記]
 ・・・と、こうしてぼーっと見ているとつい忘れがちですが、もともとキン肉マン(初代)はウルトラマンやスーパーマン等、和・洋の"ヒーロー系"のパロディ漫画としてスタートしたんですよね。悪役が主に"宇宙から飛来して襲ってくる"設定はその名残なわけで(^^; ようするにプロレスものとしての展開は後発的なシフトチェンジの結果でして、それを考えるに初代キン肉マンとは漫画史において「もっとも成功した路線変更」の一例だという評価も出来そうです。


 10月10日 Fri. 

そういえば

 ワルQ第2期こと「円盤皇女ワるきゅーレ 十二月の夜想曲」が始まってますね。あまり意欲的に他人様と感想を共有しようという気になるタイトルではないので日記では取り上げてませんでしたが、いちおう放映済の第1話、2話は既にチェックしており、今後も視聴は継続するつもりです。毒にもクスリにもならないヌルさは否定しようがない一方で、最近とみに「予定調和という商品」ってのもありじゃないかという考えに寄りつつあるため個人的には好評価だったりします。
 たしかに発展性なんてこれっぽっちもないけれど、先鋭作品ばかり観てると正直しんどくなるのでございますよ。

メモ

10/11〜  スパイキッズ3D ゲームオーバー
       インファナル・アフェア
       リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い
10/18〜  ジェイソンV.S.フレディ
10/25〜  キル・ビル vol.1
11/2〜
11/5〜   マトリックス・レボリューションズ

 ああ、俺はまだ死ねないな。

ある銭湯に

 こんな貼り紙がある。

「このお風呂には実力でお入り下さい」

 マジ話なのだから、なおタチが悪い。

ある日の会話

「だーかーらー、めちゃくちゃかわいくて元気が良くてポニーテールのメガネっ娘で頭脳明晰で知識豊富で血が繋がってて下ネタOKで年上で童顔で巨乳で経験不足の恥ずかしがり屋だけど夜になったら乱れてくれる清楚なつるぺた貧乳の義理妹が欲しいんだよっっ!!」
「それはいったいどういう天使だ」

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

アンビシオン [「そんなパーフェクトジオングみたいな珍妙な生き物がいるわけないじゃないですか!」 ]

みやも [部長の理想は「外見が詩織で性格虹野。夜は鏡」ですな(笑) 個人的には2のメイ様が入ってるとなおよろしいんですが。 そういえ...]

アンビシオン [最近新装版が出たとか出ないとか言う話を聞きましたが、実際どうなのか。 今となっては結構古いネタもありますからね。 ところで、...]

 [新装版<というか角川版、出てます。先週買うてきました。 違いは表紙が黒いくらいで、新声社版とビックリするくらい同じ本(^^;...]

みやも [「巨乳」で「つるぺた」>二次元愛好者は時として矛盾する嗜好を持っているのです(笑)年上で妹というのもそうとうにアレですが。...]


 10月11日 Sat. 

 土曜日です。
 毎週この日はひとり映画祭りデーと決めています。内容はその名の通りひとりきりで半日から一日潰して映画を観まくるだけ。・・・寂しくなんかないやい。

 てなわけでいつものとおり近所のヴァージンシネマズへ行ったわけですが、一歩足を踏み入れると劇場内の広告がすべて「キル・ビル」で統一されてて腰を抜かしました。もう壁やら通路やら見渡すかぎりが黄色、黄色、黄色。公開間近のラストスパートとはいえやりすぎだってば。そのくせ、こんだけ派手に宣伝ぶつわりには前後編だという点をほとんど示さないんだよね・・・なんというかこう、"背広組の事情"がプンプン匂いますな。 いや、商売だから罪だとは言わないけどさ。

 ・・・と、益体もないことを考えながら、殺る気満々のユマ・サーマン(推定合計50人)に囲まれる異様な状況下で、僕は受付のおねーさんにそっと「スパイキッズ3-Dを大人1枚・・・あ、この割引券で」と告げたのでした。

「スパイキッズ3-D ゲームオーバー」

 仮想空間に収容中の犯罪者"トイメーカー"が創ったバーチャルゲーム内で戦うことになったスパイキッズのお話。今だと"こどもマトリックス"と表現すれば通りいいかもしれないが、たぶんネタは「トロン」あたりじゃなかろうか。お祖父ちゃん役のリカルド・モンタルバンをフィーチャーしまくった良心あふれる姿勢が泣けるぜロドリゲス。
 なお、こだわりがあるなら字幕版にするのもいいが、吹き替え版における角田館長やMEGUMIの堂々たる声優ぶりに驚くのもありかと思う。
 それにしても赤青の立体メガネなんて何年ぶりにつけたかな。童心に返ってしまってまともな評価が出来ませんでしたぜ(笑)

「インファナル・アフェア」

 魔都・香港。夜ごとに凶悪な犯罪渦巻くこの街で、警察から麻薬密輸組織へ送られた潜入捜査官と、組織から警察へ送り込まれた工作員を中心に繰り広げられる、緊迫感に満ちた情報戦サスペンス。
 長い間自分の姿を偽り続けているうち、我知らずそれに染まってしまう恐ろしさと哀しさが描き尽くされています。こりゃたしかにネタ枯渇のハリウッドも目を付けるわな。(ブラッド・ピット主演でリメイク決定だそうな)
 ラストにちょっぴり杜撰なところもあるけど、全体ではきりっと引き締まっていて、スマッシュヒットの一本。

「リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い」

 「ソロモン王の秘宝」「トム・ソーヤー」「ドラキュラ」「ドリアン・グレイの肖像」「海底二万海里」「ジキル博士とハイド氏」などなど、様々な文学作品の登場人物をクロスオーバーさせた一大娯楽活劇。
 原作コミックは未読でしたが、これは意外に(失礼)面白い! 何故かネモ船長がカンフー使いだったりトム・ソーヤーが二丁拳銃を操るアメリカの諜報員だったりしますが、そのへんのお馬鹿ノリを許せるヒトならこの"夢の共演"にはシビれるものを感じていただけることでしょう、ええ。
 まさかドリアン・グレイとミナ・ハーカーが同じ画面上でビュンビュンぐるぐる動き回って不死身アクションを展開するなんて、オスカー・ワイルドもブラム・ストーカーも予想してなかっただろうなぁ(^^;


 10月12日 Sun.  建設的な暇つぶしってあるのかな

手持ちの動画ファイルのプレイリスト一覧をHTMLで

 作ってみました。
 僕が今のところ基本として使用しているのはBSPlayerなる再生ソフトなんですが、こいつのプレイリストというのは、例えば、

  ▼ リスト [G-onらいだーす]
           −第01話「飛び出せ!イチゴ」
           −第02話「メガネとはなんだ」
           −第03話「おこれ!セーラだ」
                ・
                ・
                ・
 という感じで、複数ファイルをまとめた1タイトルにして扱えるわけですが、残念ながらもう一階層上がないのですね。つまり、

  ▼ リスト [アニメ]
          −G-onらいだーす
          −あずまんが大王
          −キングゲイナー
                ・
                ・
                ・
 というふうに、タイトル単位から入っていく操作項目がないわけです。言い換えると、「個々の本の目次」はあるけど「本をまとめてずらっと並べた本棚」がないというイメージです。
 まあ、その辺のフォルダに保存しているリストファイルを直接選んで実行するか、プレーヤーのメニューで[ファイルを開く]からそのリストファイルを選択すればいいだけなんですが、これはどうも一、ニ動作ぶん(体感的に)面倒くさい気がします。
 そこで「どうせだからぱっと見でまとまった一覧を自前で用意しておけばいいや」と安直に考え、作成してみた次第です。

 で、具体的にどんなモノにするか色々考えましたが、僕はタブブラウザでネットを巡回している最中にかけるBGMとしてアニメを流すことがほとんどなので、HTMLに書き出して随時使えるものにしようと決めました。
 ようするにタイトルが並んでいてクリック一発でプレイリストが再生されればいいだけのことなので、

<a href="リストファイルの位置" target="_blank">タイトル</a>

 という記述により、ハイパーリンク→新しい窓でファイルが開くという機能を利用してファイルを実行させる形にしました。映画の公式サイトの予告編ページみたいなものですね。

 そんなこんなでまず最初に作ったプレイリスト一覧(バージョン1)がこれ。→
 わーい味気ねぇや。
 素朴というかヒネリがないというか、シンプル伊豆ベストにもほどがあるってなもんです。
 いくらなんでももうちょっとどうにかしたいと思い、とりあえず"写真屋さん"を使ってタイトルごとにバナーを作ることにしました。
 作品の題名と小さな顔を詰め込んだだけの簡素なものですが、数をそろえればそれなりにそれっぽく見えてくるものです・・・よね、たぶん。

 ←そうして出来たバージョン2。
 使った画像がキャプやらオフィシャル絵なので法律的にはアレナニげふんげふんですが、別にサイトで公開するわけじゃなくてあくまでオフラインでの個人使用ですから無問題(だと思うがどうなんだろうか)。
 目的からすればこの時点で止めても良かったんですが、中途半端に凝ってしまいたくなりまして、これに続いてそれぞれのタイトルに簡単な導入文章とサンプルショットを追加し、さらに背景も入れてみることにしました。

 バージョン3。多分これで最後。→
 えらく無駄にゴチャゴチャしてきましたが、僕は意味的空白があるとさびしくなる弱気なウサギさんだからしょうがないのです。てへり。
 つーかこれ以上やると本気で私的データベースに移行させたくなって本来の用途が意味を成さなくなりそうなので、やむなく情報の詰め込みはストップ。ひとタイトルあたりのスペースが大きくなりすぎるとリストとしての一覧性も損なわれますし・・・。その意味ではバージョン2の方が良かったかも。
 まぁ、最初に比べればなんとかサマになった、かなぁ?(^^;

 ひとつ大きな欠点があるのは、タイトルをクリックして再生させるたびに余計なタブが増えてしまうことなんですが、こればっかりは根本的な問題なんで放置。あの名フレーズを使って自分を納得させるしかありませんな。「それは仕様です」と。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

 [仕様<動画ファイルにプレーヤーが関連付けられてるなら、リンクにtarget="_blank"さえ書かなきゃ新しいウィンドウは開かない→...]

みやも [あ、僕もそう思って最初はそのままリンクしてみたんですけど、直だと「ページを表示できません」扱いで、target="_blankを挟まな...]


 10月13日 Mon.  暴走する"正当防衛"

「ランボー」三部作を観た。

 第一作をずいぶん前にビデオで観たまま続編はなんとなくスルーしていたのですが、このたびようやくチェック。
 「ロッキー」と並んでシリーズ化の弊害を象徴するかのように言われがちなタイトルではあるものの、少なくとも2作目「ランボー 怒りの脱出」まではベトナム帰還兵達のトラウマ補填的な存在として求められる機能は果たしているように思いました(そういう願望充足的なモノの良し悪しは「ランボー」に限った話ではないのでここではあえて問わない)。
 ただ、3作目までくるとキモである"内側へ矛を向ける"筋を外して「アフガンゲリラ頑張れ」なんつうアメリカお得意の"いらんお世話"メッセージを放出するシンパ映画になってしまっており、これはどうにもいただけません。これをやるなら別にランボーじゃなくてもいいわけだしね。
 また、劇中でランボーがゲリラの首長に「あんたには関係のない戦争だろう」と問われるくだりがあって、いま観ると当時とはまた違った意味を持つシークエンスになっててイタタ・・・(^^; ちなみにこの映画、ランボーは友人(トラウトマン大佐)が捕虜になってるから助けに行くだけだと応じており、政治レベルでの回答はさりげなく黙秘してるのが興味深いです。いちおう第2作でも「なぜここ(ベトナム)へ来たのか」と訊かれるシーンがありましたが、この場合はかつてベトナム戦争に参加した元兵士という設定が活きるので、同じ質問でありながらアフガンへ乗り込む第3作とは性質が異なるんですよね、これ。

追記:
 で、「ランボー」イメージの核が第2作のキャラ造形にある事をようやく実感として確かめることができました。早く観とけば良かった。

「ロッキー」がらみのニュース

S・スタローンに対し、『ロッキー』のモデルが訴訟 (FLixムービーサイトのNews欄より)

 せちがらー。


 10月14日 Tue. 

 なんだかんだで徹夜してしまい、今日は一日中ダルさが取れなかった。二十歳ちょっとまでは睡眠に関して割と無茶がきいてたんだけどにゃぁ。
 で、夕方になって自宅にてPCの電源を入れ、茫漠としたアタマの状態が続く中メールチェックしてたら、以前にスタッフ応募へアプローチした某エロゲー会社からさっくり不採用の通知が来てさらに腰砕け。はふん。いまにしてみればマズかったであろう点ばかりが思い出されるので、すぱっと気持ちを切り替えることにする。

 まあ、色々あるけどがんばっていきまっしょい。

スタローンといえば・・・

 彼のフィルモグラフィーをざーっと眺めていて気が付いたんですが、意外に「車」系の映画に縁がある俳優さんなんですな。

・「デスレース2000年」('75)
・「爆走!キャノンボール」('76)
・「ドリヴン」('01)
・「Taxi3」にカメオ出演('03)

 ・・・イロモノか外すかの二択というのがアレですが・・・。

アニメ「金色のガッシュベル!!」第27話

 貴重な芸術品の護衛輸送を請け負う老エージェントが魔本の持ち主になった魔物ダニーのお話。じいさんに認められたことがダニーにとって魔界の王座を得るよりも大きな喜びになったという結末は、たとえそれが哀しいお別れの形を取っていても尚ひとつのハッピーエンドといえるでしょう。
 もう何度も書きましたが、命の奪い合いをせずに戦闘を決着できるうえ、今回のような別離のドラマを作る原動力としても利用できる「本を燃やされたら魔界へ強制送還」というシステムは非常に便利だなー、とつくづく感じてしまうのです。
 アニメ・漫画ともども相変わらず解放された泣き虫サクラばりに涙の量がものすごい作品ではありますが、雷句先生の場合この路線をあざとく狙って売ってるワケじゃなくて割と本気で球を投げてるっぽいので好感が持てます。なんといっても藤田和日郎のアシ出身だもんなぁ。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

 [頑張れー!! 採用されて、みやもさんシナリオの作品が出たら 絶対買うからね!!その日を楽しみにしてます 「ふぁいと!!だよ...]

みやも [うぁ、すみません愚痴ってしまいまして。あくまで色々手を伸ばしてるなかの一つなんで、言うほどメゲてるわけでもないです(^^;...]

アンビシオン [その話で(何故か)思い出したのですが、アニメ版月姫が放映していますね。 「あなたの感じている(略」とかは出てくるのか興味...]

 [おりょ?! ワタシゃ月姫(絵が体質に合わなくて:^^;)やったことないんですが、葉っぱ屋さん超センセの名(迷?)台詞みたいの...]

みやも [名(迷?)台詞>以前、放映前に僕が勝手に内容を予想した捏造コーナーでそういうことを書いたような・・・その事じゃないでしょ...]


 10月15日 Wed.  "フルメタ"だからねぇ(笑)

アニメ「フルメタル・パニック? ふもっふ」

 映画ファンもしくはあっち系やらそっち系の人間にとって"フルメタ"といえば当然のごとく「フルメタル・ジャケット」であり、この「フルメタル・パニック」のタイトルの由来もそこから来ているのは周知の通りです。
 で、今回ふもっふアニメ版第6話にしてようやく"フルメタ"ならではのネタが登場しました。

[第6回:やりすぎのウォークライ]


最初は救いようもなくナヨった連中でした。

 お話そのものは「強豪校との対抗試合を控えた廃部寸前のフヌケ軟弱ラグビー部にテコ入れを行う主人公」という熱血系のベタな筋立てではありますが、そこは何といっても"フルメタ"です。コーチ役を買って出た大いなる戦争ボケ・相良宗介が選択したのはハートマン軍曹ばりの超スパルタ式新兵シゴキ風味トレーニングでありました。

 これが訓練風景。


「ウジ虫ども!貴様らは(ピー)にも劣る(ピー)だ!」  ・・・今回Bパートだけで数十回ピー音が入ってます。

 繰り返しますが、今回は熱血系ラグビー物語です(;´д`)
 もちろん使い古されたフォーマットをパロディ化して軸をズラしているので純正の熱血というよりむしろそれを茶化したギャグではありますが、ここまで徹底的にハっちゃけてしまうと逆に清々しい感動すら覚えてしまいます。やっぱりこの作品は本編のアクション大作路線より外伝(ふもっふ)の世界観でこういうネタに走った方がしっくりくるよなぁ(^^;

 なお、お約束の「殺せ!殺せ!」「ガンホー!ガンホー!」はしっかりアニメでもやってました(^^; "修羅に入る"とは違って野趣あふれるっつーか粗暴きわまりないセリフ回しなんで、もしかしたら修正されるかなーと心配してたんですが、スタッフはきっちり抑えるべき所を抑えてくれてます。偉い!(笑)
 そんでもって試合内容と結果はというと・・・まあ勢いのまま突き進んだという感じでお話的にはオマケみたいなもの。期待と予想を外さぬ展開をきっちり示します。
 かくして黒い伝説を残して青春の一幕はカーテンを下ろすのでありましたとさ。ちゃんちゃん。

サスーンクオリティが上がってるぜ!

 夕食の塩タンをひとしきり胃に収めたところでボケラーっとTVを眺めておりましたら、いきなりヴィダルサスーンのCMで

「私はアホ毛を許さない」

というナレーションが飛び出してきたもんだからひっくり返ってしまいました。
 聞き間違いか? と我が耳を疑ってちょいとチェックしましたら、ちゃんと公式サイトに当該CMに関する情報が掲載されておりました(←リンク先で映像も視聴できます)。「アホ毛の象徴であるゴリラ君」という生物学的に失礼きわまりない設定はどうかと思いますが面白いからまあいいや。
 何はともかく、これを機に「アホ毛」なるフレーズが全国に普及してくれたらいいなぁと願っております。アホ毛という概念がより大きな市民権を獲得すれば、きっと例のマホの人も喜ばれる事でしょう・・・って、アホ毛撲滅を訴えてるんじゃんこのCM。ダメか。


アホ毛業界の最先端。

今日、ある機会にふと考えたんですけど

 ライブ等で聴衆が盛り上がりまくってぷっつんキレちゃうのは、一種の「祭り」のハレ的精神状態で脳みそのタガが外れるとか、そんな感じなのかも。音楽はあくまで構成要素で、それによる祝祭めいた空間の構築によって、そこに参加して「はしゃぐことが許される場」であるという認識にアッパー系ドラッグの効果があるのでは、と。その意味でライブというのは文字通り音楽の「イベント」なわけで。
(聴衆=民、司会=司祭、演奏者・歌手=音部・歌部・・・の構図?)

 いや、安直な思いつきなんで根拠もへったくれもありませんけど(^^;
 つか、たぶん民俗学畑のヒトならもっと上手く説明できそうだな。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

もんじゃ焼き [あー、アレは私も初めて観た時に吹き出しました。 「アホ毛」って言葉、一般認知されるようになったんだなぁ、と。 隣にいたノー...]

みやも [吹き出しました。>やっぱり先に「ぱにぽに」のアレが刷り込まれてないと爆笑はできないでしょうかねぇ(^^;]


 10月16日 Thu.  恐い想像

ポケ肉

 たしかアニメ「ポケットモンスター」シリーズには我々の現実でいう犬猫や牛馬の類がいっさい姿を見せていないような覚えがあるんですが、だとするとあの世界の住人が旨そうに食べているあのはいったい何なのか。
 やはりポケモ・・・


 10月17日 Fri.  折れた煙草を握りつぶせ

R&Bと日本高度成長期歌謡の融合

 最近ハマっているもの。それは大西ユカリと新世界
 この平成の世にあって昭和テイストあふれる歌謡ソウルを貫く関西ご当地シンガーとして有名な"ナニワのゴッドねーちゃん"こと大西ユカリ女史が率いるグループです。今ではすでに全国区展開も軌道に乗っているようですが、僕が実際に聴いたのはつい最近になってのことでした。いやあ、いいですねぇ。安っぽい場末のディスコで厚化粧の30女に迫られるかのような薄暗い感覚にじわじわと染まってしまうのがたまりません。エゴ・ラッピンみたいなシャープさとはまた異質な歌唱ですね。
 現時点でのお気に入りは「雨の日のあやまち」と「恋はバツグン」。リピートしまくってます。

 それにしても、"新世界"が地名だという認識は大阪外ではどの程度あるんだろうか。


 10月18日 Sat.  ちゃんと悪党vs破壊者の図になってました。

映画「フレディV.S.ジェイソン」

 
変態ドリーマーV.S.マンモーニ殺人鬼

[あらすじ]
 かつてエルム街を恐怖の深淵にたたき落としたフレディ・クルーガー。しかし街の大人達が箝口令を敷き、彼の伝説が次世代に伝わらないよう情報封鎖を行った事によって、いまや"悪夢の主"は存在自体を忘れ去られようとしていた。エネルギー源である人々の恐怖を吸収できず枯渇化したフレディは、クリスタル・レイク近くの森に眠る不死身の連続殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズを蘇らせて操り、エルム街で殺人事件を起こさせる。フレディ・クルーガーの再来をほのめかせて街の住民の恐怖を煽ろうとするその企みは半ばまで成功したが、ジェイソンが予想を超えた暴走を示し、フレディの狙っていた獲物まで勝手に殺しはじめてしまった。フレディは怒り、ジェイソンを再び死の床へ就かせようと襲いかかるが・・・というお話。

[感想]
 悪くない・・・というか良い。良いじゃんこれ!
 「エルム街の悪夢」「13日の金曜日」両タイトルに出てくるモンスター達の全面対決という売り文句から予想・期待される内容を全く過不足なく描いた展開になってまして、思いきって血しぶきびゅーびゅー吹き散らかす虐殺シーンを観ていると「ああ、大外しにならなくて良かったなぁ」と心地よい安心感に浸ってニヤニヤ笑うことが出来ましたよ。

 全体通してかなり記念作品的なテイストが強い("お約束"を知っていればいるほど楽しめる)ので、やっぱり事前にエルム街と13金シリーズから各々最低ひとつふたつずつくらいは予習しておくべきではありますが、キャラクターの情報はきちんと劇中で消化されていますので、「ジェイソンとフレディ? 名前くらいは知ってるな・・・」程度でもちゃんと面白く感じられると思います。

 何より評価したいのは、対決の場のセッティング。バランスのいい配慮が随所に行き届いており、悪夢による精神攻撃を得意とするフレディのフィールドと、圧倒的な膂力による物理攻撃を司るジェイソンのフィールド・・・それぞれ交互に「地の利」を生かした見せ場が与えられています。とくにクライマックスの不死身怪人同士の決闘は「戦ってる戦ってる!うぉぉ、燃えるぜ燃え上がってるぜ!(色んな意味で)」という勢いでボンクラ脳を沸騰させることうけあいのホラーとしては何か間違っている気もするハイテンションなガチンコバトルになっていて、大いに楽しませてくれます。つうかこれ、文法的には完全に格闘アクション映画だよな。

追記:
 パンフレットがかなり悪ふざけがきいてて面白いことになってます。
 おまけの「みなごろしすごろく」とか、FとJの対談とか。

(以下、パンフより引用↓)
>ジェイソン (フレディを指さし、お前は最低だという仕草)
>フレディ このチェリーボーイのマザコン!
>ジェイソン (いきなり、ナタでテーブルを叩き、そのまま立ち上がる)
>フレディ 馬鹿力しかとりえがないやつだな。
>司会者 ちょ、ちょっと待ってください。殺した数ならジェイソンの方が・・・。
>ジェイソン (気を取り直して、座る)
>フレディ 数殺せばいい、ってもんじゃない。俺はジョニー・デップも殺してるんだぞ。


 ・・・ホラー漫才・・・。


 10月19日 Sun.  休日はどうしても映画漬け

 ゆうべは衝動的に「フレディV.S.ジェイソン」を再観賞したくなり、夜10時近くになってもう一度劇場へ足を運んだ。ちょうどマイレージが溜まっていたおかげで無料入場。日付が変わるかどうかという頃に映画館を出て、浮いた金をあてて付近のビデオ屋で以下のタイトルを借りた。なお、旧作3本以上なので1本あたり100円のサービス料金。ステキ。

1.「宇宙空母ギャラクティカ」(劇場版)DVD
2.「カンパニー・マン」DVD
3.「アウトライブ」DVD
4.「ロープ」
5.「ニック・オブ・タイム」
6.「座頭市物語」
7.「座頭市あばれ火祭り」

 とりあえず2、3日かけて上の順番に山を崩していく予定。
 今は「〜ギャラクティカ」を観賞中だが、TVシリーズを未見なので現時点ではこの映画用編集版だけの評価になる。艦長を演じるローン・グリーンの必要以上の名優ぶりが微笑ましいSF大作で、モーゼの出エジプトになぞらえたシチュエーションが味のあるドラマになっている。というか、これを先にチェックしとけば「キングゲイナー」をもっと深い視点で楽しめてたろうなーと思ったり思わなかったり。

 「ニック・オブ・タイム」とヒッチコック御大の「ロープ」が入っているのは最近ビデオリリースが始まったTVシリーズ「24」のリアルタイム進行方式を楽しむ前準備のため。「24」では画面分割の演出も含まれてるそうなので、ほんとはこれに「タイムコード」というタイトルを加えて予習すべきなんだけど、こちらは作品の性質上、ビデオで観ようと思ったら輸入モノを手に入れるしかないらしいため断念した。


 10月20日 Mon.  実際、向こうで人気の少女漫画が原作らしい。

[0時16分 記ス]
 睡導入剤がわりに韓国映画「アウトライブ」のDVD観賞開始。
 ・・・ワイヤーアクション武侠片と少女漫画テイストあふれる恋愛話のミックス・・・ぐへぇー(^^;

今さらなんですが、

 なんだかんだ言われつつも「サクラ大戦」は初作からして既に完成度(→ゲーム性のとっつきやすさを含めて)は高かったんだよなぁということを再認識している今日この頃です。頂き物の「機動新撰組 萌えよ剣」をプレイしつつ。

追記:
 それでもやっぱり土方副長のクールビューティには節操なく萌えてしまうワタクシでしたとさ。

「ふもっふ」は全11話なのか・・・

 たしかにだらだら2クールも引き延ばす芸風ではないと思うけど、真のヒロイン・テッサたんがようやく7話にしてお目見えですよ。もうちょっとなんとか・・・。(なりません)

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猛魂 [ふもっふ>テッサたんやっぱり最後ははなぢで終わるんでしょうか? 何となく不安が・・・ サクラ大戦はファンの間で1作目からず...]

みやも [はなぢ>「あの子は最高よぉ!」はマジメに恐かったです、はい(笑) まあ、今回はスレイヤーズでいえば外伝にあたるシリーズな...]


 10月21日 Tue.  えらくメッセージ性が強くなってますな。

「ガラクタ通りのステイン」を観る機会を得ました。

 公式サイトはこちら。

 大都会の片隅にあるガラクタだらけの裏通りを舞台に、世捨て人のステインや巨大猫パルバンを始めとする不可思議珍妙きわまりないナマモノどもが繰り広げるファンタジックな物語を描いた3Dアニメーションです。監督はあの妄想的シュール・コメディーの傑作「ポピー・ザ・ぱフォーマー」をヒットさせた増田龍治氏。

 "ポピー"の方は登場人物が明るく狂っハジけていたのでどれだけ毒っ気を注ぎ込んでも完全に「ありえねー」ブラックコメディーとして笑うことが出来たんですが、"ステイン"の方は登場人物のキャラクター性を抑制し、代わりに物語の根っこに古典童話にも共通する普遍的なセンチメンタリズムを導入している為、それがかえって視聴者の胸に突き刺さる容赦のなさを生み出す結果となっています。
 とりわけキャラが食べ物をどうこうする構図、つまり食の欲求に根ざしたエピソード構築が多いのはこの作品の「容赦のなさ」を象徴するようで面白いですね。
 どの回も表面上の口当たりは良いけど、実質的にはとんでもなく極限的な状況を多々描いた含蓄ある作品です。赤ん坊ネタで人命を露骨に天秤にかけるのはちょっと賛否ありそうですが・・・。

「ジョニー・ブラボー」も観ました。

 これ、実写版をザ・ロック様が演じるのってキャラ解釈が間違ってるような・・・ジョニーは「ティーンエイジャーがマッチョなクールガイを気取る」図だと受け取ったんですけど、公式の年齢設定ってどうなってるんでしょうか??
 あるいは製作サイドもそのあたりを認識した上で「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説」(竹内力が15歳の中学生役・・・)みたいなノリを狙ってるのかなぁ(^^; 
 てか、実写版が成功するか否かのキーはむしろ「ママ」を誰が演るかだと思いますじょ。

今日の馬鹿会話

「俺な、二次元世界のありとあらゆる格闘少女を集めたハーレムの王様になりたいねん」
「そら叶える価値のある夢やな。問題は叶える手段がない事やけど」

 どっちが友人でどっちがワタクシかはあえて伏せる方向で。

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猛魂 [ポピーの制作を終えた後で増田監督が「今度は人情物をやる」と宣言して作ったのが「ガラクタ通りのステイン」なのですが・・・ガ...]

みやも [今度は人情物をやる>納得。まさしく人情モノですね。個人的には粘土のお話が一番心に響きました。(あれは人情というか友情でし...]


 10月22日 Wed.  今日のたわごと

 前略おふくろさま、精神年齢14歳のピチピチボーイみやもです。阪神勝ちました。星野監督が吉野を絶賛でした。トリビアの泉はいまいちでした。ニュースステーション見てたら藤井総裁のタヌキっぷりにしどろもどろな石原国土交通省大臣の姿が映ってて萌えましたけど僕は正気です。本気です。信じろ。心を解き放て。セットミーフリー。スーパーフリー。やめろ!
 ところでみなさん、ここ数日サルのように「機動新撰組 萌えよ剣」をプレイしていた僕ですが、突然こみあげてきた衝動に突き動かされて「サクラ大戦」買っちゃいましたよ。サブタイトル「〜熱き血潮に〜」すなわち手持ちのサターンもドリキャスも本体が死んでるんで買ったのはPS2移植版なのですよ。しかしこれはリメイクではない!リ・イマジネーションだ!「猿の惑星」ひどかったね。ティム・バートン頑張れ!
 それはそうと「サクラ大戦」の話です。中古ソフトだから安かったんですよ。具体的には2400円とかその付近。いいね、安いね、お得だね。なんといっても中古ですから。でも二次元美少女は中古じゃ駄目。ピュアよ。ピュア大事よ。エロゲーヒロインが処女とか非処女とかそんな事どうでもいいのよ。問題はピュアよ。心のピュアよ。具体的には幼稚園から高校までずっと同じクラスの幼なじみで毎日毎日おいしい弁当作ってくれて毎晩毎晩おっきなおっぱいタダで揉ませてくれる超母性的なおんにゃのこ。昼間にクラスメートの前で揉んでみせたら「もう、人前ではダメだっていったじゃない」と可愛くたしなめてくれるような超越的メンタリティーの持ち主がオススメです。いねえよそんな娘。ファンタジーだよ。望んでも手に入らない永遠のパラダイスだよ。つうか「Kissing!」プレイしたのバレバレだよ。ほっとけ。
 ところで何の話をしてたっけ。ああそうだ心のピュアの話だね。つまり大量のゾンビに囲まれた極限状態で背中を任せても大丈夫そうな安心感あふれる武装美少女を恋人にしたいって話なんですよ。メガネは着脱自由の方向でよろしく御願いします。
 なお、サクラ大戦は公式の攻略本も買っちゃいました。2000円ですよ。高っ。

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猛魂 [そのような女々しいゲームばかりしていては、阪神の優勝に必要な漢エナジーを星野監督に注入する事は不可能です。今月末に「超兄...]

みやも [ぐは、超兄貴の新作出るんすか!?(笑) いやまあ実際そろそろ精神的なバランスを取るために漢度の高い作品にも触れないとあか...]


 10月23日 Thu.  規制って不思議

アニメ「フルメタル・パニック? ふもっふ」第7回

 前略おふくろ様、今回の「ふもっふ」では思わずテッサたんキターーーー!!とイイ年ぶっこいて大喜びのみやもです。
 着替え→シャワーシーン(想像図)→スクール水着→人工呼吸(未遂)と徹頭徹尾テッサたんのポイントを稼ぎまくって、あたかもシリーズ後半に入るまで全く出番がなかった帳尻を一気に合わせようとするかのごとくこれでもかといわんばかりにあざとく萌えアピールするサービスカットの大攻勢は凄い勢いで驚かされましたが、しかし冷静沈着をもって生きるワタクシは「けっ、媚びやがって。こんなもんにダマされる俺じゃねえよ。さあ6度目の観賞だ!」と毅然たる態度をもって全裸に正座で映像に向かっておりました。それは嘘だけどなー!HAHAHA!落ち着け俺。
 ところでこの作品にかかってる表現の自主規制って、いまいち基準が分からないですな・・・パンチラはアウトだけど着替え時の下着姿モロはOKなのか。露出の割合ではなく、あくまで扇情度によって判断されるって事なのかなぁ??
 つーか今はまぁいいやそんなこと。テッサたんが出てさえいれば。

アニメ「金色のガッシュベル!!」第28話

 清麿とガッシュを遊園地へ誘ったティオと恵が、待ち合わせ場所へ向かう途中で遭遇した事件を描いた寄り道的なお話です。たしか原作では正規の連載ではなく増刊号に掲載された外伝だったと記憶しています。

 筋立て自体は「お姫様と服装を交換したせいで誤解を受けてトラブルに・・・」というたわいないネタなんで特に言うこともないです。もともと次回へのツナギですし。

 ただ一点、敵が銃を撃ってから着弾するまでの間に呪文を唱えて防御するシーンはかなりご都合的な速度感で気になりました。どんだけ弾遅いねん
 スポーツ漫画ではよくあるんですけどね、こういうの。例えばピッチャーが投げたボールの飛んでくる間にえらくたっぷりとモノローグを挟むことが出来るのと同じようなあの違和感。お前らマトリックスにでも住んでるのか。


 10月24日 Fri.  南米出身の陽気な痴女とはどんなキャラなのか。

 前略、子袋様。秋寒いちじるしく深まってきた10月24日をいかがお過ごしでしょうか。
 僕はといえば「キル・ビル」公開もいよいよ明日に迫ったということで、特に何もないけど気分だけが先走ってウズウズした一日でした。 先走りがウズウズですよ。先走りって言うな。エロい。「お兄ちゃん…なにか出てきたよ?…」やめろ、やめてくれ。そんな無垢な瞳で俺を見るな。エロい。二次元美少女ってエロすぎるよママン。「ふふ、いけない坊やだこと」うわぁ、ママンまで俺を堕落させようとする。敵だ。貴女も敵だ。未成熟な果実と熟れた肢体が左右から俺に近づいてくる。この妄想を誰か止めてくれ。これが夢なら早く覚めろ。俺は現実へ還るんだ。現実って何さ。おまえの感じている感情こそがリアルなリアリティ。それが現実。事実。真実。定説。エル・カンターレの歴史観。仏を信じろ。最終解脱しろ。

 そんなこんなで落ち着かない脳内を鎮めようといつも通りネットの海を泳いでおりましたらば、例の新ブランド・るチャ!製作の「ママさんバレー乳ゆれまんせー」が期日通り発売されていることに気づいた次第です。予告通りに発売されるとお客に褒められる業界ってのもたいがいスゲぇなーと考えなくもありませんが、実際色々な裏話を聞くと心情的に「大変だなぁ」と思ってしまい、いまいち批判的なスタンスを取ることも出来ずにいたりいまそかり。「LOVERS」除く。
 それにしても最近めっきりシリアスな作品を回避する癖が付いちゃったな・・・疲れてるのか、俺。

プロ野球日本シリーズ第5戦 阪3-2ダ

 実母のコメント。「いままで嫌いやった金本やけど、今日から認めたるわ」 あんた、何様ぶりを発揮しているのか10文字以内で簡潔に述べなさい。
 ともあれ、僕は薄氷を踏み越えるかのごとく危なっかしい綱渡り的な勝利を積み重ねる阪神タイガースを全力で応援しております。勝てば勝ちだし。


 10月25日 Sat.  すごかった。うん。

 「キル・ビル Vol.1」観てきました。やりたい放題に狂ってて充分満足できたんですが、やっぱりライトな観客層まで無理矢理取り込もうとした宣伝姿勢が祟って劇場内の反応はとっても微妙。だからさ、もともとそんなオサレカッコイイ爽やかアクション映画じゃないんだってば。首がモゲれば手足もちぎれるし血だって飛ぶさ。だってタラちゃんだもの。「レザボア・ドッグス」でポリ公の耳を削いだ監督だもの。おーい聞いてますかー、最後の最後でようやく前後編だということに気づいて文句たれてたあのバカップル。
 あと、ついでにといったら失礼にあたりますが「ティアーズ・オブ・ザ・サン」も観てきました。

 詳しい感想はまた後ほど。もしかしたら明日にでも。

今日の面白ニュース

女性靴、左足ばかり盗む [共同通信−gooニュース]

 いったい何が彼をその境地にまで駆り立てたのか。

ああっちくしょう

 なんで冷めた焼きそばってこんなにも貧乏くさい美味しさに満たされてるんだろう。うまい。くやしいけどうまい。


 10月26日 Sun.  自己満足も突き抜ければエンターテインメント。

映画「ティアーズ・オブ・ザ・サン」観賞

[あらすじ]
 米海軍特殊部隊の精鋭を率いるウォーターズ大尉の新たなる任務、それは軍部の反乱によって内戦状態にあるナイジェリアへ潜入し、現地で難民の治療にあたっているアメリカ人女性リーナ・ケンドリクス医師を救出することだった。しかしリーナは反乱軍が近づきつつあるなか難民たちを置き去りにはできないと主張し、救出を拒否。彼女の真摯な態度と反乱軍の暴虐ぶりに心を揺り動かされたウォーターズとその7人の部下は、司令部の命令に背いてリーナと共に28人の難民をつれた逃避行を試みる。目指すのは60km先の国境・非武装地帯。しかし政治的理由から軍の支援は断たれ、300人に及ぶ敵兵士の追撃から逃れるのは容易なことではなかった・・・というお話。

[感想]
 アメリカの内政干渉を戦場美談に仕立てて自己弁護・自己賛美・自己正当化しているメッセージタイトルといってしまえばそこまでなんですが、戦争では人間性を働かせるとかえって「正気か?」と問われる事を示す点が面白いと言えば面白いかもしれません。構図的には「ランボー3 怒りのアフガン」にも通じるところが多いんですが、最初から最後まで苦しい防戦一方の逃亡劇がつづく腰の引けたスタンスは、確実に9・11事件以降アメリカが対外姿勢に慎重になっている現実を反映させているような印象があります。
 個人的にはモニカ・ベルッチが「マトリックス」シリーズの添え物キャラに納まって終わるような器ではないのを確認できたのが収穫でした。ていうか、これどんな映画?と訊かれたら物語の陰気さを放り投げて思わず「モニカ・ベルッチの胸の谷間と鼻水ズルズルの泣き顔が強調される映画」と評してしまいそうになるんですが、それはここだけの話。

映画「キル・ビル Vol.1」観賞

[あらすじ]
 メキシカン・マフィア最強の暗殺者だった女・暗号名「ブラック・マンバ」は結婚式の最中、組織の首領ビルと4人の刺客の襲撃を受け全てを失った。ビル一味は参列者を皆殺しにしたあげく、ブラック・マンバをリンチし、頭を一発の銃弾で撃ち抜いたのだ。
 4年後、長い眠りから奇跡的に目覚めた彼女は友人も夫もお腹に宿っていた子供さえも奪われた自分の境遇を悟り、この不幸をもたらした全ての人間を血祭りに上げるために復讐の花嫁「ザ・ブライド」となって孤独な戦いに挑む決意をする。こうして、世界を股にかけた壮絶なる修羅の旅路が幕を開けた・・・というお話。

[感想]
 うわっ、やっちまったぜ!!(←最大級の褒め言葉として)
 タランティーノ久々の監督作品としてファンの期待を大いにかきたてた「キル・ビル」は、フタを開けてみれば予想通りというか予想を遙かに超えたというか、本気の本気で自分の好きな物だけを切り貼りして作った大いなるパクリ リスペクトフル・ムービーに仕上がっていました。前後編2部作ではそれぞれ舞台に合わせてベースとなる原典が違うそうで、このたび公開された前編では冒頭でタラちゃんの敬愛する深作欣二監督への謝辞を捧げ、60年代〜70年代の東映やくざ映画を軸にしてチャンバラ、カンフー、ブラックスプロイテーションその他もろもろの素材をサンプリングし、徹底したボンクラ映画精神を恥ずかしげもなくスクリーンに叩付けています。
 「グリーン・ホーネット」から借用したカトー・マスク、「子連れ狼/三途の川の乳母車」オマージュのスプラッタ剣劇、欧米における30代以上のトンデモ格闘ファンのアイドル千葉真一(サニー千葉)を引っ張り出して「影の軍団」キャラを流用、バトロワの栗山千明をそのまんま持ってきて「片腕ドラゴン対空飛ぶギロチン」のアイテムを使わせる・・・あああアホだ。ほんまもんのアホだ。だがそれがいい。
 こうやって場末の薄汚れた劇場の3本興行でやるような映画特有の「もてないオタクのための」空気感を、メジャー級の予算を注ぎ込んで世界公開してしまうタランティーノは良い悪いを通り越して何か極まった領域にたどり着いている事は間違いないと思います。

 ・・・と、作品評価は個人的に傑作認定済みなんですが、どうしても釈然としないのが宣伝のやりくち。
 CMその他「浅い」媒体では前後編という項目をなるだけ控えめにして、その上なんとなくカッコよさげなイメージで一般客層を引きずり込もうとするのは流石に良心に欠けるんじゃないでしょうか。いや、もちろん「金がかかってる。稼がなきゃいけない」という現実問題は充分理解できますけど、映画ファン以外の「それほどネタの分からない層」をダマシにかける宣伝形態にはJAROって何じゃろと小一時間問いつめたくなるわけですよ。
 もうちょっと分かりやすく言うと、「キル・ビル」という"商品"を「チャーリーズ・エンジェル」路線で売り出しておいて実体は「直撃!地獄拳」という看板ダマシはいかがなものかという話です。
 そんなだから、オサレカッコイイ爽快アクションを期待した女子高生が人体切断・血しぶきピューでショックを受けて吐き気を催しながら途中退席なんて心温まる話が生まれちまうんだよぉぉぉ!

 まず踏まえるべきは、この映画の内部は監督自身がはっきりコメントしているように、「今までに観てきた映画の記憶を抽出して作り上げたムービー・ユニバース」であるという点です。根本からのネタ性、フィクション性が前提となっている「分かっててやってる、娯楽のための世界観」だから、日本行きの飛行機の座席にカタナを収めるホルダーまで完備され、そのまま武器を携帯して市街を闊歩できるのです。「そういう日本」が舞台だと製作者と観客の間にお約束が形成されてはじめて成り立つ作品、それが「キル・ビル」なのです。

 そこが、「覚悟」する機会がないまま宣伝に誘われて劇場に入ってしまった大多数の一般層との齟齬(「期待してたのと違う」と腹を立てたり、故意のネタにまでツッコミして嫌悪する)が生じている主な理由だと思います。もともと「そういう層は観ない」映画なのを、強引なパッケージングによって無理矢理に間口を広げた矛盾の結果だといえましょう。
 作品自体に罪はないのに、こうした客層の亀裂によって祭りになりきれないのが惜しいかぎりです。
 まあ、「この規模の製作費だとオタク層だけ呼んでも絶対に採算が合わない」という理屈は分かるので非難しっぱなしにもできませんけど・・・でもなぁ・・・。(以降、えんえん思考ループに陥る)

 というわけで、残酷絵巻に身体が慣れていない友達や恋人と一緒に「キル・ビル」を観に行くときには、できるだけ事前に念を押してタランティーノの芸風を認識させておくことをオススメします。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

 [タラちゃんの芸風>「レザボア・ドッグス」と「パルプ・フィクション」ですもんねぇ(^^;) ブルース・ウイリス>最初は「ダイ・ハ...]

みやも [タラちゃん>最初から既に「オシャレっぽくて実は意図的なバカ」だったわけですけど、"あくまでマニア向け"の露出を保ってたんで...]

猛魂 [キルビル見てまいりました。確かに期待を裏切らない面白映画です。でも http://www.aintitcool.com/image/killbilljapanesemockup.jpg...]


 10月27日 Mon. 

 ハンシンタイガースマケチャッタヨー。
 うーん、打撃力に差がありすぎるという下馬評がけっきょくは的を射てたわけか。残念ながらも、冷静に考えればリーグ優勝しただけでもすごい大躍進ではあるんだよね。ファンとしては贅沢を言ってしまいたくなるけど。
 しかしこれでセンイチさんが一線を退くわけで、急速に日本プロ野球熱が下がってしまわないか不安でゲスな。

 とりあえず酒飲んで寝ます。おやすみなんせ。


 10月28日 Tue.  「せ、セントリー・ガンだと!?」(笑)

アニメ「フルメタル・パニック? ふもっふ」第8話

[あらすじ]
 日本での留学最後の週末、テッサは思い出作りにと温泉旅行を提案。宗介・かなめを初めとする友人一同はマオ姐さんとクルツを引率に迎えてお出かけした。宿に到着後、露骨なスケベを信条とするクルツは当然おとなしくしているわけもなく、風間信二、小野Dらと共謀して女風呂のノゾキを敢行。ところが彼らを待ち受けていたのは、厳重な警備用トラップだった!

   _、_ Good Job
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) 
フ     /ヽ ヽ_//
   n                n
 (ヨ )  エロメタルパニック ( E)
 / |    _、_     _、_    | ヽ
 \ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/ /
   \(uu     /     uu)/
    |      ∧     /







 ・・・いやまあ、正直、度を超してあざといかなーとは思います。
 前回からテッサの使い方が手堅くポイントを押さえすぎていて、「とりあえず萌えてエロけりゃお前ら大満足だろ」的な計算高さが否めないんですが・・・とはいえ、視聴者は視聴者で「ああそうさその通りさ」と開き直ってるし。どっこいどっこいか。

 演出面ではAパート、女性陣が温泉に入ってから小物を使った「さりげない局部隠し」を連発してある種のギャグにしているのが目に付きます。これ自体はエヴァ(第2話だったかな?)の落ち穂拾いとも云えるベタな手法でとくに新鮮味があるわけではないものの、テンポの良さを活かして軽い笑いを常時誘う趣です。最近は色んなアニメが色んな切り口から表現規制に挑戦してるなぁ・・・。

 そんなこんなで、Aパートの萌えエロもサービス精神旺盛で確かに良いっちゃー良いんですが、「フルメタル・パニック」の作品性を考えれば、やっぱり注目はBパートでしょう。ノゾキに命を賭ける男たちの必死な行軍には魂が揺さぶられます(^^;
 まず、野郎3人が真顔で地図を囲みながら作戦会議する絵面からダメ人間エンジンがフルスロットル(笑) トラップによる被害→新兵の尻込み→指揮官のマジ語りで感動・・・という流れもパロディズム全開でステキです。
 クライマックスの「種割れ→覚醒」というシーンはガンダムSEEDネタらしいですな。あのアニメあんまり観てなかったんでよく知らないんですが、風間がカッコイイぞ!アホだ!(^^;

 作画・動きに関しては、相変わらず安全牌ぶりを発揮してますね。常に平均水準よりも頭ひとつぶん上を維持する地力に感心しきりです。それゆえの短期シリーズなんだろうけど。

追記:
 まさかこんな形で「彼女は最高よ」(前シリーズ終盤における迷場面の迷台詞)がセルフパロディされるとは・・・。


風間が悶絶して鼻血を出したシーンの元ネタ

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猛魂 [小説ではさほど印象に残らなかったシーンが何故「テッサのはなぢ大暴走」になったのかいまだによく分からなかったりするんですが...]

みやも [クロマティ高校>原作に忠実でありながら、ネタの余白部分でスタッフの露骨なアレンジが炸裂してていいですよねー。鼻歌をどう処...]


 10月29日 Wed. 

 自室のクローゼットに放り込んでいた古い私物入れを漁ってみたところ、なぜかDOS時代のPCゲームのパッケージやら説明書やらがワラワラ出てきてどっぷりノスタルジー。「はっちゃけあやよさん4〜セクシーオリンピック〜」はエロゲとしての実用性そっちのけで馬鹿ネタに走る路線の金字塔だと思うんだけど、もう発売から10年経過してるんだなあ。あのころはまだ青い春を追いかけて時の過ぎゆくままに生きていた少年だった僕も、いまでは精神年齢だけ据え置きですっかり腐れた20代中葉。
 でもまあ、とりあえず旧版の「恋姫」と「ビ・ヨンド」は大事に墓まで持っていこうと改めて心に決めるワタクシでありました。
 そのうち懐かしのえろゲーの感想文でも書こうかな。と思いつつ無精していつまでも書きそうにないけど。


 10月30日 Thu.  ニャルラトって・・・く、くとぅるー・・・?

H・ジャックマン、有力ボンド候補 [FLiXムービーサイトより]

 いやあ、いくら「ニューヨークの恋人」でメグ・ライアンと絡む19世紀英国貴族を演じたっつーても、あのスカした色情狂の英国紳士スパイをやらせるにはちと野趣が旺盛過ぎると思うんだけどな、ヒュー様だと。でも、そんなことより何よりもジャックマン=ボンドが実現した場合に一番興味があるのはスパイ道具で例の"爪シャキーン!"をパロってくれるかどうかということですな。

アニメ「金色のガッシュベル!!」第29話

 女性陣との待ち合わせ時刻までの空き時間を使って遊園地内を散策していたガッシュと清麿が、スタンド使いはスタンド使いと引かれ合うの法則にのっとって無意味に敵と遭遇するお話。
 今回はまず敵の能力を提示して主人公コンビを苦境に陥らせるタメの段階です。そんでもってギリギリのところで前回からの引きを受けて駆けつけた恵&ティオの救援が入り、次回反撃という流れ。2、3の台詞変更を除いて話の運びは全く原作通りでした。でもきっとまた鈴芽ちゃんが安易なオチ担当なんだろうな。どんなに可愛い天然キャラでも、使い勝手の良さに甘えて反復投入してるとそろそろクドく見えてくるぞ。

 ところでこのタイトルの放映予定をチェックして知ったのですが、アニメ版ガッシュは第31話からオリジナルの「魔鏡編」とやらに突入するらしいですね。原作で当選した読者考案によるキャラ(→参照:詞音&ニャルラト、喜一郎&ノリト・ハッサミー)を登場させるサービスシリーズになるのは別段かまわないんだけど、不評を買いまくってるあの風使いコンビもまた出てくるのか気になるところ。正直、奴らに関してはスッパリ切り捨てて「いなかった! 窪塚泳太というキャラなどこのアニメには初めからいなかった!」とどこかの誰かが血の涙を流しておけば穏便に済むと思うんですけどいかがでしょうかスタッフの皆さん。・・・と、いくら無茶な要望を出したところで製作・放映のスケジュールという現実がある以上(どんな展開になるにせよ)今からではどうこうなるわけでもないので大人しく神の降臨を祈りましょう。
 というか、そもそもオリジナル編はどのくらいの話数をとるんだろうか?
 まさかそのまま原作の流れには帰らずアニメそのものが終わるなんて事は・・・(((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
 まあ、おそらく原作とアニメの進行ペースの開きを確保するためのツナギ・・・なん、だよ、ね・・・?

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

猛魂 [君も私も覚えているはず〜東映アニメのキン肉マン2世にハンター&ハンターがどうなったかを・・・。一方は放映延長がかなわなか...]

みやも [キン肉マン2世はホンマに数字に泣かされた不遇のタイトルでしたねぇ(^^; 対象年齢層がやや曖昧な作りだったせいかもしれませ...]


 10月31日 Fri. 

おお、いよいよこちらも本格化。

「エイリアンv.s.プレデター」特報トレーラーがキターーー!!

 ・・・って、映像は使い回しかよ!
 とりあえず現況はプリプロダクション(企画準備。映画制作における4工程の第2段階)で、実際の対決シーンがお目見えするのはまだ先になりそうです。

そういえば、わりと何のソースもなしに信じていた話だけど

 最近知ったのですが、「プレデターの中の人だった」ネタが有名なジャン=クロード・ヴァン・ダムは、プレデターのデザイン上の都合でロケ前に解雇されていたそうですな。1988年2月発行の米国版CINEFIX誌にその旨の記事が載っていたようです。あとジェシー・ベンチュラ(カウボーイハットを被ってガトリングガンぶっ放していたオッチャン)が自著の中でヴァン・ダムがメキシコのロケ前にクビになった件を明記しているのだとか。
 ということは、「プレデターの中の人」伝説はガセだったのか・・・。本編で正式にクレジットされてるのはケビン・ピーターホール(故)、2m級の体躯を誇る黒人俳優なんですよね。(ちなみにヴァン・ダムの身長は175cm足らず)
 可能性としては、アメリカでセット撮影の類が行われ、その際にプレデターではなくシュワちゃんのスタントをやったんじゃないかということも考えられますが、これはもう推測の域でしかないから何とも言えず。






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過去ログ(2000年11月下旬〜2003年3月28日)

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